だーまんのブログ

平成生まれ・東大卒の不動産屋。人生の先生は本と映画。面白かった本や映画、ライフハック術、不動産のこと、受験についてなど、日々思ったことを好き勝手に書いていきます。

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普通のサラリーマンが資産10億円を作った話

 

かつて、資産10億円を作り上げたサラリーマンがいた。

 

本多静六という人物をご存知だろうか。

そんなとんでもないサラリーマンのことを、ぼくはこの本でを知った。

せめて25歳で知りたかった投資の授業 (星海社新書)

せめて25歳で知りたかった投資の授業 (星海社新書)

 

『ドラゴン桜』でおなじみ、三田紀房さんによる投資漫画、『インベスターZ』。

この漫画を引用しながら、投資のイロハについて、初心者にもわかりやすく書かれている。

 

この本を通して、普通のサラリーマンが資産10億円を作る方法について考えてみる。

 

 

  

富むものはますます富むことを証明した公式「r>g」

 トマス・ピケティという有名な経済学者がいる。

彼の世界的なベストセラー作品に、「21世紀の資本」という本がある。

この本書かれているのは、たった1つの真理。

「r>g」ということだ。(r:資本収益率・g:経済成長率)

 

噛み砕くと、

「株、不動産、債権などを持っていることで生まれる収益(金利など)の増え方のほうが、

労働によって生み出された賃金の増え方より大きい」

 

もっと噛み砕くと、

「資本を持っている人は、その資本によってますますお金持ちになる。

労働しかない人は、絶対にそれに追いつけない。」

 

富むものはますます富む。

そのことを、世界的に証明した本なのだ。

 

地球規模で考えると、世界は成長を続けている

お金持ちになるためには、投資が絶対条件である。

しかし、投資というと難しく聞こえる。

一部の頭のいい人だけの特権のように思えてしまう。

 

そこで、視野を広げて、投資についてシンプルに考えてみる。

 

大前提、世界経済は成長し続けている。

1970年から2015年までの世界先進23か国の平均株価は、幾度とない金融危機を経験しながらも、実に16倍になっています

つまり、単純計算すると毎年6〜7%程度の経済成長を続けてきている計算になる。

デフレだ、金融危機だ、と言われながらも、世界は成長を止めていない。

 

したがって、著者はこう語る。

株というのは、基本的には上がるものなんだ

 

世界のGDPを見ても、今でも年数%の割合で成長を続けている。

単純に、世界の人口が増加し続けているからだ。

 

「人口が増える=労働力が増える=消費者も増える」

 

人口の増加によって、GDPはいまだに成長を続けている。

その勢いは、これからしばらくは続くだろう。

 宇宙規模で考えると、地球という投資商品は「買い」なのだ。

 

コツコツこそが王道であり、近道である

この本の最後に、冒頭の本多静六という人物について書かれている。

彼は江戸末期の生まれ。

国立大学の教授でありながら、生涯で10億円もの資産を築く。

 

ごく普通のサラリーマンは、どのようにして10億もの資産を築き上げたのだろうか。

その答えは、ごくごくありふれたものだった。 

 

給料四分の一天引貯金方

まず、彼は給料の四分の一天引きし、それを貯蓄していた。

その四分の一をもともとなかったものとして、残りのお金で生活していた。

 

25万の給料であれば、6万2500円。

1年続ければ、単純計算で3ヶ月分の給料が貯まる。

 

彼は、これを一生涯続けたという。

 

空いた時間で副業

しかし、家族もいた彼にとって、給料の四分の三だけではさすがに生活していけない。

そこで、彼は「副業」によって、その不足分を補った。

造園や植林業のコンサルタントをしたり、ライターをしたり、本の執筆などもしていたようだ。

 

今でこそ、ようやく大企業も認め始めた「副業」

それを戦前から実践していた彼は、時代の最先端の生き方をしていた。

 

貯金を、投資に回す

 そして、彼はただ貯金をしていただけではない。

上記の「r>g」という公式の通り、貯金の大半を投資に回していた。

 

デイトレではなく、長期保有を前提として、インフラ系の株を中心に保有。

また、当初は価値のなかった山林も保有した。日本の経済発展とともに、それらは木材の供給源として、大きく価値を伸ばした。

 

 彼が40歳になる時点で、預金の利子と株の配当で、大学教授の収入を上回るようになる。

貯金を開始して、15年が過ぎた頃だった。

 

答えはいたってシンプル

彼のやり方は、基本に忠実だ。

貯金をして、貯まったお金を投資に回す。ただそれだけ。

上記の式「r>g」を実践していたのだ。

 

彼は、きっと気づいていたのだろう。

労働だけを続けていても、永遠に豊かにはなれない。

豊かになるには資本が必要であり、その資本は投資に回す。

ただ、それをコツコツと続けるだけ。

 

投資はシンプル。まずは一歩を踏み出そう

作者は、こう語る。

これからの時代、投資や金融についての知識があるのとないのとでは、人生の難易度が全く違ってくると考えている

 

投資というと、ついつい難しく考えてしまいがちだ。

しかし、まずは一歩を踏み出すこと。

 

時代は違うかもしれない。

今は銀行金利もほぼないに等しい。

 

しかし、今ほど情報もなかった時代に、本多静六は実践し、資産10億円を築き上げた。

今のサラリーマンだって、10億貯めることができる。

そのためには、まずは知ること。

そのための第一歩として、うってつけの1冊だ。

せめて25歳で知りたかった投資の授業 (星海社新書)

せめて25歳で知りたかった投資の授業 (星海社新書)

 

 

 ちなみに、もっと具体的な話を知りたい方には、こちらの本もおすすめです。