社会人5年目にして、初めて転職活動をしました。
転職活動は、学びの宝庫です。
●自分の市場価値を冷静に知ることができる
●「自分は本当は何がしたいのか?」がわかる
●自分の会社や業界を客観的に見れるようになる
実際に転職できなくても、活動するだけで十分元は取れました。
今、転職活動をしようか迷っている方は、試しに1歩を踏み出すことをお勧めします。
また、今はその気がなくても、将来的に転職を考えている人は、今の現状把握のために活動するのもアリです。
この記事は、
●これから転職活動をしようか迷っている人
●将来的に転職活動をする予定だが、まだ先な人
●転職活動をしているが、いまいちうまく進んでいない人
に向けて書きました。
転職する気が無かった僕自身も、社会人生活の節目として試しに活動してみました。
結果的に自分がやりたいことや強みを見つけることができ、その流れで無事転職も決まり、年収も大幅アップしました。
ぜひ参考にしてみてください!
自分のやりたいことが明確になる
転職活動をする上で一番大きな学びは、「自分がやりたいことが明確になる」ことでした。
最初は、「とりあえず転職活動でもするかー」くらいの軽いノリで始まりました。
しかし、企業を絞ったり、面接をするとなると、全くの無防備で臨わけにはいきません。
当然、真剣に履歴書も書くし、志望動機も考えます。
●これまで自分がどんなことをやってきたのか?
●何が得意だったのか?
●逆に何が苦手だったのか?
●なぜ今の会社に入ったのか?
●これからどうしていきたいのか?
●なぜ、今の会社をやめたいのか?
●なぜ、この会社を受けたいのか?
とても大事なことですが、毎日の仕事をこなしている中で、真剣に考える機会は少ないです。
人は、追い込まれないとなかなかやらない生き物です。
実際に面接が進むと、自分のことを自分の言葉で語っていく中で、どんどん深掘りされていきます。
●本当は、どうしたいのだろうか?
●本当に転職したいのか?
●あるいは、実は今の会社に残ってやりたいことがあるのではないか?
真剣に自分と向き合う、とても良い機会になりました。
自分の市場価値を冷静に把握できる
選考を進めるにあたって、最初は全く畑違いの人材会社を受けました。
たまたま友人の紹介があったからですが、結果は全然ダメでした。
学歴や、前の会社の実績で評価してくれると甘読みしていましたが、そんなものは関係ありません。
そんなに、甘い世の中ではないと実感したスタートでした。
その後、少し自分の業界に近づけて、ホテル、オフィス、コンサルなど受けていきましたが、結果はどれも芳しくありません。
自分があまり知らない分野だと、やっぱり難しいと実感しました。
逆に、今の自分の分野に近い会社を受けると、大した用意はしなくとも、トントン拍子で話は進みました。
結果的にわかったこと。
●社会人5年くらいになると、ある程度の専門性が求められる
当たり前のように毎日コツコツやってきたことは、1つの分野を極めたとして、きちんと評価されます。
●全く未知の分野に飛び込むのであれば、何かしらの強みや熱意がないと厳しい
未経験だが、中途のあなたを取るメリットが相手の会社にあるかどうかです。
賃金も安く、伸び代のある新卒を取ったほうが、会社的にはメリットが多いのです。
自社を客観的に見ることができる
転職活動をする上で、当然業界研究をします。
今いる業界を越えて、試しにいろんな業界を見ました。
そのことで、自社の立ち位置、業界の立ち位置がわかります。
業界として、伸びているのか、衰退しているのか。
会社として、他の会社からはどんな評価をされているのか?
会社の中にいて、毎日仕事をしているだけでは決して気づけなかった視点です。
業界としての改善の余地や、他者と圧倒的に負けている点などが浮き彫りになりました。
これは、今の自分の会社に還元できる学びとなりました。
結果的に転職できなくとも、その気づきによって今の会社に大きな成果をもたらす可能性もあります。
結論:迷っているなら、1歩を踏み出すべし!
結論です。
転職活動をしようか迷っている人、そして将来的に転職を考えている人は、ぜひ1歩を踏み出すことをお勧めします。
結果的に今回の活動で転職が叶わなくとも、確実に元は取れます。
何かを迷ったら、試しにやってみる。
これは、全てに通じる僕のスタンスであり、多くの成功者たちも言っていることです。
この記事が、みなさんの1歩を後押しできたら幸いです。
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