だまん氏のブログ

元不動産屋→現・外資コンサル。人生の先生は本と映画。面白かった本や映画、仕事について、など日々思ったことを好き勝手に書いていきます。

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飛行機で絡んだスウェーデン人と話して、日本の良さを再確認した話

昔から、電車や飛行機、カフェとかで、知らない人と仲良くなる癖がある私。

先日、飛行機でスウェーデン人と仲良くなりました。

 

スウェーデンの写真↓

 photo of brown high-rise building

 

 

 

世界一福祉が発達しており、住みやすい国というイメージのあるスウェーデン。

色々と興味深い話がたくさんありました。

そして、改めて、自分が日本生まれでよかったなーと再確認しましたので、

その時の話を簡単にご紹介します。

 

きっかけはプログラミング本

そのスウェーデン人との出会いは、沖縄発→東京行きの飛行機の中。

僕が読んでいたプログラミングの本をみて、

プログラミングって、楽しいよね!

と、無邪気に話しかけてくれました。

 

彼は、スウェーデン発祥の企業「Spotify」のエンジニアでした。

大学院までコンピュータサイエンスを学び、働き始めて3年目の26歳。

1年に6週間ある有給(法律で定められている!)を使って、10日間ほど日本に旅行に来ていたようです。

 

よほど飛行機が退屈だったのか、羽田に到着するまでの間、

1時間ほどノンストップで話してました。

初めて、プログミラングを通じて世界と繋がる体験をしました(ちがう)

 

彼曰くの「スウェーデンと日本の違い」

日本が好きで、2年に1回くらい来日しているという彼から見た、

スウェーデンと日本の違いをご紹介します。 

人口が圧倒的に違う

日本の人口が約1億2,000万人に対して、スウェーデンの人口はたったの約1,000万人。

1,000万人というと、東京と同じくらいですね。

なお、面積はスウェーデンが約45万㎢に対して、日本は約38万㎢なので、

いかに日本の人口密度が高いかわかりますね。

隣国と地続きであり、人の行き来が容易である

そのため、国を出て行く人も多いそうです。

また、他国の人とコミュニケーションを取る機会が必然的に多くなるため、みんな自然と英語が身に付くよう。

福祉が充実している=税金が高い

ある程度の生活が保証される代わりに、裕福と貧乏の差があまり生まれないと話してました。

つまり、貧乏になりにくいかわりに、個人で資産も築きにくい。

夏は白夜、冬は1日中ほぼ夜という日がある

北半球という特殊な地理環境にあるため、夏は白夜、冬は日照時間がお昼の数時間だけという日もあるそう。

太陽がほぼ出ない日が続いたら、僕なら気が狂いそう。。。

お酒も国が管理している

飲食店以外でお酒を買える場所は、国が管理しているお店1ヶ所しかないようで、

かつ、税金がかかってめちゃ高いそうです。

また、飲み放題という概念もありません。

 

寒い国に住む彼らは、元来お酒が大好き。

日本に来たら、必ず居酒屋の飲み放題に行き、浴びるほどお酒を飲み、

かつ、自国にもお酒をたくさん買って帰るそうです。

「ご飯がまずい」のレベルがガチ

日本で「ご飯がまずい」というとき、本当に口にできないレベルのまずさって、

あまりないように思います。

スウェーデンでは、まずいものは本当に食べれないため、

食べれるものを食べるためには、ある程度お金を出さないといけないようです。

寒いから引きこもりがち

その結果、ゲームにどハマりしているとのことです。

日本に興味を持ったきっかけも、「ゼルダの伝説」というゲームだそうで。

日本のゲームは、世界的にかなり高評価を得ているみたいです。

産業があまりないため、仕事が少ない

国土は広いですが、その大部分は森や山です。

人口も少ないことから、あまり産業が発達していないそうです。

結果的に、若者は職を求めて国外に出るか、

就職に有利になるよう、大学・大学院まで通うとのことでした。

 

やはり、日本は住みやすい国だ

別にスウェーデンと比べる訳ではありませんが、

海外の方と話すと、自国のことを客観視できます。

そういうった意味で、今回色々気づきました。

 

まずは、日本のご飯。

安くて美味しいご飯が食べられるって、生きてく上でかなり重要です。

たった350円で美味しい牛丼食べれるし、

コンビニおにぎりに至っては100円。

これって、当たり前に感じてましたが、

何気にかなり恵まれているのかもしれません。 

 

天気についても、四季折々楽しめて、

かつ、1年を通して基本的に変わりなく生活を送れます。

 

治安も安全で、一人で外歩いていても命の危険にさらされることもあまりなく

(基本的には)

 

仕事も、選り好みしなければある程度ある。

 

生まれ育った国で、そのまま一生を終えることができることって、

日本人にとっては当たり前でも、意外とすごいことなのかもしれません。

 

スウェーデン人の彼との1時間は、

スウェーデンのことをたくさん知れたのと同時に、

日本の「当たり前」を再発見できた時間でした。

 

 

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