だーまんのブログ

平成生まれ・東大卒の元不動産屋→現・外資コンサル。人生の先生は本と映画。面白かった本や映画、仕事について、など日々思ったことを好き勝手に書いていきます。

だーまんのブログ

『ゆっくり、いそげ』食べログNo.1カフェ「クルミドコーヒー」オーナーによる、新しい働き方の本

皆さんは、食べログカフェ部門で全国1位になったカフェ、 『クルミドコーヒー』をご存知でしょうか。 tabelog.com 中央線の中でもっとも乗降者数の少ない西国分寺駅にあるこのカフェ。 西国分寺というと、立川近郊に住んでいた僕であっても、 用がなければ一…

【映画評】『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』批評家支持率99%の名作

いろんなところで評判を聞いていた、 『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』を観てきました。 www.imdb.com 予告はこちら。 口コミで話題を呼び全米で社会現象に!!/映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』本編映像 …

飛行機で絡んだスウェーデン人と話して、日本の良さを再確認した話

昔から、電車や飛行機、カフェとかで、知らない人と仲良くなる癖がある私。 先日、飛行機でスウェーデン人と仲良くなりました。 スウェーデンの写真↓ 飛行機でPythonの本読んでたら隣に座ったスウェーデン人が「プログラミング楽しいよね」と話しかけてきた…

映画『愛がなんだ』いろんな愛の形があっていいじゃないか

目黒シネマで「愛がなんだ」を観てきました。 愛がなんだ/DVD/BCBJ-4971 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 予告編はこちら www.youtube.com 週末15時からの回に行きましたが、ほぼ満員で、女性が圧倒的に多かったです。 岸井ゆきのと成田凌の2人の掛…

『墓場、女子高生』(別冊・「根元宗子」第7号)/友人の死と向き合う女子高生たちの物語

先日、友人の誘いで、下北沢スズナリで舞台を観てきました。 別冊・「根元宗子」第7号『墓場、女子高生』という作品です。 gekkannemoto.wixsite.com この劇団の主催者でもあり、今回の演出を担当されている根元宗子(ねもとしゅうこ)さん。 同年代というこ…

『ジョーカー』と『キングオブコメディ』/現実と妄想とのあいまいな境界

先日、日比谷のTOHOシネマで『ジョーカー』観てきました。 www.imdb.com 3連休最終日の18時からの回にも関わらず、場内は満席。 日本では、前回の『ダークナイト』(2008年)は興行収入的にあまり成功しませんでした。 国内での興行収入は、たったの16億円…

【書評】『静止力』えらいてんちょう/ホリエモンに真っ向からケンカを売っている件

えらいてんちょうの『静止力』って本が、ホリエモンの『多動力』に真っ向から喧嘩を売っていて面白い。 静止力 地元の名士になりなさい posted with ヨメレバ えらいてんちょう(矢内東紀) ベストセラーズ 2019年07月01日 楽天ブックス Amazon Kindle みん…

『Once Upon a Time in Hollywood』にやたらと感動したので、その理由を考察してみた

先日、『Once Upon a Time in Hollywood』という映画を観てきました。 www.imdb.com 圧倒的に面白い。 タランティーノを敬愛しているということを抜きにしても、相当楽しめる映画だったのではないかと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーー この映画は…

【書評】『困難な成熟』内田樹/効率を求め続けることに疲れてしまった現代人に贈る言葉

内田樹さんの『困難な成熟』と言う本を読んだので、思ったことなど書いていきます。 この本を手にした経緯なんかは、こちらの記事を参考にしていただければ。 www.daaman-blog.com 2015年に出版され、2017年に文庫版が出たので、内容的にはちょうど5年くらい…

社会人を6年ほど経験して、自分の決断について今思うこと

2013年に社会に出て早6年とちょっと。 昨年(2018年)の8月に転職をし、それから1年。 最近、キャリアについて考えることが多くなりました。 大学の同級生がこぞって大企業に就職していくのを横目に、どうしてもその流れに乗っていくことができず、変な反骨…

【書評】『マリアビートル』著:伊坂幸太郎/究極の悪と戦う物語

5年ぶりくらいに、伊坂幸太郎さんの小説を読みました。 昔はかなりの大ファンで、デビュー作の『オーデュボンの祈り』に始まり、ほぼ全ての小説を読んでいました。 しかし、『あるキング』『SOSの猿』あたりからなんとなく作風が変わったように感じ、面白さ…

ドラマ『最高の離婚』で最高に涙した話

たまたま観たフジテレビドラマ『最高の離婚』が、予期せず最高だったのでちょっと記事にします。 『最高の離婚』はどんなドラマか? 『最高の離婚』のここが最高 「離婚」という重たい話題をコミカルに とにかく瑛太と尾野真千子が凄すぎる! 結局二人はどー…

【書評】『ひとりでは生きられないのも芸のうち』内田樹/天職・働き方について考える

「好きなことを仕事にして、生きていく」 ツイッターを見てると、こういう言葉を見ない日はありません。 書店に行っても、「大好きなことをして成功しよう!」みたいな本のオンパレード。 もちろん、「好きなことを仕事にする」のは大賛成です。 「好きこそ…

【書評】『会計士は見た!』前川修満/素人でも決算書から企業分析が出来る!

「企業分析をするには、必読の1冊!」 そう友人に勧められて、『会計士は見た!』という本を読みました。 会計士は見た! posted with ヨメレバ 前川 修満 文藝春秋 2015-11-20 Amazonで探す Kindleで探す 楽天ブックスで探す 著者は、会計士・税理士である前…

【考察】ドラマ『anego』と『ラストシンデレラ』から日本社会の変化を見る

2005年作『anego』と、2013年作『ラストシンデレラ』 2作品ともに、婚期を逃した女性ヒロインが、恋に仕事に奔走する物語。 主演はどちらも篠原涼子。 物語や設定に多くの共通点があるこの2作品ですが、明確に異なる点がいくつかあります。 この違いから、作…

【感想】ドラマ『ラストシンデレラ』が想定外に面白い!!

2013年放送のフジテレビドラマ『ラストシンデレラ』を観ました! ラスト・シンデレラ DVD-BOX posted with カエレバ 篠原涼子 ポニーキャニオン 2013-10-02 Amazonで探す 楽天市場で探す ドラマはそもそもあまり観ない僕ですが、この作品は想定外に面白かっ…

【書評】『軽くなる生き方』松浦弥太郎/人生の棚卸しをしたい時に

『暮らしの手帖』編集長の松浦弥太郎さん。 高校を中退後、一人アメリカへ旅立ち、そこで出会った本をフリーマーケットで売りながら、物書きになり、その後『暮らしの手帖』編集長になるという異色の経歴の人物です。 一見自由な生き方をしている彼の『軽く…

【書評】『疲れすぎて眠れぬ夜のために』内田樹

いろんなことがうまくいかなくて、疲れすぎて眠れない夜。 そんな時に、読んでほしい1冊です。 疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫) posted with ヨメレバ 内田 樹 角川書店 2007-09-25 Amazonで探す Kindleで探す 楽天ブックスで探す 巷に溢れる成功本。…

【書評・解説】『コーポレート・ファイナンス 実務の教科書』実践で使いこなすための1冊

企業経営において、今や欠かせない「ファイナンス」の知識。 先日、その入門書となる1冊をご紹介しました。 こちらの1冊で、「ファイナンスの基本のキ」が分かりました。 次のステップとして、もう少し実務につながる、突っ込んだ内容を学べる1冊を探してい…

なぜ中国人は英語が話せて、日本人は話せないのか?/外国語を効率よく学ぶ方法

外資系コンサル企業に転職して早数ヶ月が経ちました。 そこで気づいたのは、 社内にアジア圏、特に中国出身の人がものすごく多いということ。 当然、ここは日本の職場なので、彼らが日本語を使えるのは当たり前。 しかし、さらに驚いたのは、「彼らが普通に…

【解説・感想】『パッドマン 5億人の女性を救った男』実話に基づく感動の物語(ネタバレなし!)

アメリカにはスーパーマンがいる、スパイダーマンがいる、バットマンがいる。 インドには、パッドマンがいる! (映画『パッドマン』より 筆者訳) こんな印象的な言葉が気になって、東京国際映画祭で『パッドマン 5億人の女性を救った男』を観てきました! …

【批評・解説】『search/サーチ』失踪した娘を探す父が、ネット上で見た彼女の本当の姿とは・・・

上映中の映画『search/サーチ(Searching)』を観てきました! 映画『search/サーチ』予告(10月26日公開) 失踪した娘を探すため、彼女のSNSを通して手がかりを探す父親でしたが、 ネットの中にいたのは、父親が全く知らない彼女でした・・・ 映画全編がP…

【書評・解説】『ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務』石野雄一

「ファイナンスって一体何のこと?」 「どこから勉強していけばいいの?」 そんな人に、ファイナンスのイロハを学ぶために最適の1冊をご紹介します。 ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書) posted with ヨメレバ 石野 雄一 …

【解説レビュー】映画『灰とダイヤモンド』体制に抵抗する若者の、苦悩と葛藤を描いた作品

午前十時の映画祭で、『灰とダイヤモンド』を観てきました! www.youtube.com ドイツ軍が降伏した1945年5月8日。 その日の、ポーランドでの1日を描いた作品です。 ドイツ支配下から逃れたものの、その後、共産主義の支配下に置かれることとなったポーランド…

【書評・解説】『財務3表実践活用法』経営者の視点が身につく1冊!

『財務3表〜』シリーズ3作目、『財務3表実践活用法』をご紹介します。 「会計の素人でも、会計が分かるようになる!」がコンセプトの本シリーズ。 かくいう著者自身も、元々は会計素人だったのです(会計士でもありません) 1作目『財務3表一体理解法』では…

【書評】『財務3表図解分析法』素人でも、財務諸表分析が出来るようになる!

『財務3表図解分析法』を読みました! 本書は、あのベストセラー『財務3表一体理解法』の続編にあたる1冊。 ちなみに、前作についての書評はこちら⬇︎ www.daaman-blog.com 1作目は、会計に触れたことのない初心者でも、財務3表が読めるようになるために書か…

【解説レビュー】映画『エレファントマン』畸形男の半生を描いた感動作!

アカデミー賞8部門にノミネートされた、映画『エレファント・マン』を観ました! エレファントマン The Elephant Man 1980 畸形の青年「ジョゼフ・メリック」 19世紀のイギリスに実在した、彼の半生を描いた作品。 奇才デヴィッド・リンチが監督し、アカデミ…

【書評】『四季報で学ぶ決算書の読み方』これで四季報が読めるようになる!

四季報は、情報の宝庫。 あの1冊で、上場企業の会社状況がわかるようになります。 しかし、初心者からすると、まとまりすぎていて一見ちょっと分かりにくいです。 そんな人に向けて、初心者でも四季報が読めるようになる入門書がこちら。 四季報で学ぶ決算書…

【解説レビュー】映画『イレイザーヘッド』の意味とは?/デヴィッド・リンチの最高傑作

『エレファント・マン』や『ツインピークス』で有名なデヴィッド・リンチ。 彼の長編デビュー作にして、最高傑作との名高い『イレイザーヘッド』を観ました! youtube:映画「イレイザーヘッド」日本版劇場予告 早稲田松竹開催の、デヴィッド・リンチ特集で観…

【書評】町山智浩『〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀』

「あの有名映画の本当の意味は?」 「分からなかった映画のあのシーンは、何を意図していたのか?」 映画は、ただ観るだけでも十分楽しいです。 しかし、作品が作られた過程、当時の社会への影響など、 その背景を知れば、面白さは何倍にもなります。 そんな…