だーまんのブログ

平成生まれ・東大卒の不動産屋。人生の先生は本と映画。面白かった本や映画、ライフハック術、不動産のこと、受験についてなど、日々思ったことを好き勝手に書いていきます。

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【レビュー】『ストリート・オブ・ファイヤー』ロックンロールと西部劇の融合!勢いが半端ない80年代の名作!

映画館で、1980年代の名作『ストリート・オブ・ファイヤー(原題:“Streets of Fire”)』を観てきました!

 

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西部劇の流れ者の物語に、ロックンロールが組み合わさって、とにかくスピード感が半端ない作品です。 

余計な説明や解説は、野暮ったく思えてしまうような作品ですね。

(それでも解説しますが・・笑)

 

それでは、観た人のテンションをもれなく上げてくれる『ストリート・オブ・ファイヤー』をご紹介します。

 

30秒でわかる『ストリート・オブ・ファイヤー』のあらすじ(ネタバレなし!)

一言で終わってしまうくらい、わかりやすいストーリーです。

 

一躍スター歌手になったエレン・エイム(ダイアン・レイン)は、地元で凱旋ライブを開催している時に、ギャング集団ボンバーズにさらわれてしまいます。

かつての恋人の危機を知ったトム・コーディー(マイケル・パレ)は、街に舞い戻って来ます。

 

エレンのマネージャーであるビリー(リック・モラニス)、そしてバーで出会った流れ者のマッコイ(エイミー・マディガン)と3人で、相手のアジトへエレンを助けにいきます。

圧倒的な強さでエレンを助け出したコーディーたちでしたが、ボンバーズのトップ:レイヴェン(ウィレム・デフォー)が、コーディーたちの街に復讐にやってきます・・・・

 

果たして、勝負の行方は?

そして、かつて愛し合ったトムとエレンは、再び結ばれるのでしょうか?

 

『ストリート・オブ・ファイヤー』の感想やレビュー(ネタバレあり!)

ここからは、映画を観た率直な感想やレビューを書いていきます。

直接的に触れないよう注意はしますが、多少のネタバレは含みますので、まだ観ていない人はご了承ください!

全体を通しての圧倒的なスピード感!

一番に感じたのは、圧倒的なスピード感と勢いです。

冒頭、エレンのライブから始まり、オープニングに入る前に彼女はギャング集団に誘拐されます。

すぐに流れ者のコーディーが帰って来て、あれよあれよという間にエレンを助け出し、復讐にやってきたレイヴェン(ウィレム・デフォー)も倒し、あっさりと町を去っていきます。

 

93分の映画ですが、体感時間はその半分くらい。

余計な説明はありません。

主人公トム・コーディーは、最初から強い。

「最初は弱くて、それがだんだん成長して・・」という悠長なことはなく、とにかくいきなり強い。

なぜ強いのか?ということの説明もありません。

 

街に帰って来たと思ったら、姉のお店を荒らしにきたギャング集団をいきなり一網打尽。

最初は嫌がっていたエレンの救出も、昔の彼女の写真を見て、一瞬で心変わり。

敵のアジトに乗り込んだ時も、とにかく倒しまくる。

ヒロインを助けたと思ったら、余韻に浸る間もなく街を去って行く。

 

トムの生き様のようなスピード感が映画全体に溢れていて、観ていて圧倒されました

 勢いがあって、とにかくテンションが上がりまくる映画です。

流れ者たちの物語

この映画は、流れ者の物語です。

 

流れ者というと、日本では黒澤明の『用心棒』の三船敏郎演じる三十郎、海外では『荒野の用心棒』のイーストウッド演じる流れ者、『シェーン』に出てくるシェーンなどの西部劇が頭に浮かびます。

 

彼らはどこからともなくやってきて、町の平和のために戦い、そして潔く去っていきます。

決してお金のため、名声のために戦っているのではありません。

気まぐれと、彼ら自身の正義感なんでしょう。

そして、権力にすがったり、出世を志すわけでもなく、あっけなく去って行きます。

圧倒的な強さに加えて、そのミステリアスな生き様が、人々を魅了します。

 

彼らに共通するのは、去り際もかっこいいこと。

トム・コーディーは最後、相棒のマッコイが運転する車に乗って街を去っていきます。

その後ろ姿が、実にかっこいいのです。

ロックンロールが観る人のテンションを上げまくる!

映画の冒頭、”A ROCK & ROLL FABLE”(ロックンロールの寓話)と出てきます。

その通り、作品を通してずっとロックンロールが流れています。

 

この映画は、こちらの“Nowhere Fast”で始まり、

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“Tonight is What it Means to be Young”で締めくくります。

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ぜひ、冒頭だけでも聞いてみてください。

ロックが好きな人は、テンションがあがること間違いなしです。

映画の冒頭、“Nowhere Fast”のライブシーンが始まった時点で、すでに僕のテンションはマックスでした。笑

 

また、作品を見た立川のシネマ・ツーという劇場は音響にかなりこだわっているようで、ライブ感が半端なかったです。

 

主人公の勢いを後押しするかのごとく、映画を通してロックンロールのオンパレードです。

『ストリート・オブ・ファイヤー』を観ようか迷っている人へ

圧倒的に強い流れ者が、ヒロインの危機に駆けつけ、ワルをやっつけて、あっさり去って行く。

簡単に言ってしまうと、本当にただそれだけの物語です。

余計な説明は一切ありません。

 

その勢いある物語に、ロックンロールが相まって、より速度を上げている感じ。

観終わった後、何か大きなことを成し遂げられる気がしてきます。

それくらい、テンション上がること間違いなしです。

 

また、今なら(2018年7月現在)映画館で観れます!

ぜひ、この機会をお見逃しなく。

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とにかく、ごちゃごちゃ言わずにテンションを上げたい人には、オススメの1作です!

 

『ストリート・オブ・ファイヤー』を好きな人は、こちらもオススメ⬇️

『椿三十郎』

マカロニ・ウェスタンに影響を与えたと言われる黒澤明の『用心棒』

その続編にあたる『椿三十郎』について書きました!

コーディーのような流れ者の三十郎は、たまたま話を聞いた若者たちの思いに共感し、彼らの手助けをすることに・・

世界の黒澤の名作。文句なく面白いので、まだ観ていない人はぜひ! 

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